日本国内各地にバブル期に誕生した「リゾート施設」。しかし、バブル期に多く誕生した「リゾート」とは、あくまで「リゾートホテル」「ゴルフ場」「スキー場」「スパリゾート」などの単体ハコモノ・施設の類であり、世界各地にあるいわゆる「リゾートエリア」にはほど遠いものが多いのが実情です。
たとえば、日本人にもおなじみのハワイ・グアム・プーケット・バリなどのビーチリゾート、カナディアンロッキー・スイスツェルマットなどの山岳リゾートなどのリゾート地には「リゾートホテル」や、ホテルとその系列・付帯のゴルフ場があって・・・という日本型の「総合リゾートホテル」はありますが、日本のように「クローズ」な空間とはならず、ほとんどが地元の商店街や各ホテル、他のリゾート施設が連携し、多様な余暇活動を支援する仕組みができあがっています。
これらを支えるものは、しっかりとしたリゾートの開発プランと交通網にあります。
ここでは、交通という視点を中心にその具体例を見ながら、日本のリゾートにおける交通サービスを考えてみましょう。