| 表紙写真館 | No.62 | かわらまち・よるバス | 京都府京都市 |
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京都市内の飲食店が集まる中心市街地と京都駅を結ぶ深夜バスサービスです。 市街地の中心部である、三条河原町〜四条河原町間には商店や飲食店が集まり、夜遅くまで多くの人出があります。 京都市内の広域アクセス鉄道線として、JR・京阪・阪急・近鉄・地下鉄があり、阪急は四条河原町、京阪・地下鉄東西線は京阪三条と中心部の徒歩圏にターミナルを有しますが、交通拠点でありJR・近鉄のターミナルである京都駅は遠く離れており、市バスや地下鉄の乗り継ぎが市街地と京都駅を結ぶ主なアクセス手段となっています。 京都市の市バスは市街地部では高い利便性を有しますが、終バスが早く、また運行している路線でも夜間は便数が少なくなり交通機関としての利便性に若干の難があります。当然ながら市バスが京都駅からの主要アクセスとなる河原町地区ではこの終バスの早さ=公共交通サービスの低下は活性化の足かせとなっていました。 そこで、公共交通サービスの拡充による都市活性化への一助と、夜間交通環境の改善策として他の都市に見られる深夜バスサービスに近いものとして、目的地元商店主などで作る事業協同組合の主導により、市交通局に運行を委託する形でスタートしたのが「かわらまち・よるバス」です。 深夜のバスサービスは各地で行われていますが、京都のこのサービスでは需要地である三条河原町〜四条河原町間でこまめに集客を行い、目的地である京都駅にノンストップで直行するダイヤと「特定層へ的確にサービスを提供する」形で運行しているのが特徴的です。 さらに、大学やモビリティ・マネジメント等を行う組織等のサポートがあるなど単に組合の思い付きではなく効果的な広報や運行体系の確立を行っている点も利用につながっているといえます。 運行間隔も10分間隔で22時から23:30まで運転とわかりやすく、運賃も市バス共通の220円と使いやすいことからジワジワと浸透しています。 また、「よるバス」というネーミングやデザインセンスを感じる案内サインなども注目を集めるものです。 忘れられがちな「夜間のアクセス」を真剣に考えたサービスとして評価できるものといえます。 |