表紙写真館 No.42 万葉線 広小路電停 富山県高岡市

 

 

富山県の高岡市と新湊市を結ぶ路面電車「万葉線」の高岡市内にある電停です。

「万葉線」は一度は存続すらも危ぶまれた路線ですが、市民団体を中心に地元自治体・市民・企業などの支援により別会社化の上、存続が決定したという路線であり、その運営母体、また市民の電車という方向性・コンセプトが注目されています。

この広小路電停は高岡市の業務中心部に位置する停留所であり、いわば拠点性をもっている電停であるといえます。

このような電停の整備については、国土交通省の直轄整備、もしくは補助整備事業として「路面電車走行空間改善事業」などの道路事業により実施する例が多いのですが、ここでも軌道が走る一般国道156号の電線類地中化に併せ、国土交通省と万葉線会社により電停の改良を行っています。

その結果として、万葉線にかかわるさまざまな機器類や配線類を含め道路地下の管路などに入れることができたことで、非常にすっきりした美しい景観が整備され、また完全分離の安全性、屋根付という利便性・快適性の高い電車停留所が形成されています。これだけで利用者が増えるわけではありませんが、「使いやすい」方向への改良であり、利用者へのアピール、また利用マインドの形成に寄与できるといえます。

道路管理者である国土交通省と、軌道事業者の万葉線会社、また高岡市、富山県、県警、道路占用企業の連携の成果と言えるもので、このように関係各機関のコラボレーションにより、使いやすく安全、なおかつ美しい施設が整備されている好例といえます。

 

参考)国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所HP

 


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