表紙写真館 No.37 ル・ロット&露天マーケット タヒチ・タイ他 

 

 

屋台のレストランやオープンカフェ的な食堂は世界中数多くの都市で見られるもので、都市の魅力の一つになりうるものです。

ところが日本では福岡市などのごく一部において残っているものの、「浄化」「健全化」の名の下に厳しい規制が課されたこともあってほとんど見られなくなっています。近年、都市の魅力向上策の一環として注目を浴びているものの、まだまだ「都市の健全な発展」ということでこのような屋台的なものを排除する考え方が見られます。

しかし、現実的にはこのような屋台街は都市のアクセントになるとともに、庶民から観光客まで多くの人々の憩いの場となります。

写真左のタヒチの「ル・ロット」と呼ばれるものです。日中はただの広場ですが、夜間になると屋台カーが出店、クレープやハンバーガーなどの軽食から本格中華料理、パスタ、フレンチ、バーなど様々な店舗が開かれ、市民の憩いの場として、また観光名所として多くの人々が集まる空間となります。

また、写真右のタイ・バンコクの露天マーケットです。水上バスの桟橋前が夕方になると衣料品や食料品の販売が中心となって行われており、帰宅時のビジネスマンやOLなどの憩いの場となっています。

このような空間を各都市の駅前や商業施設近隣の空間、中心市街地に設けられれば回遊の増大とともに都市の魅力向上につながります。無論、単純に無秩序に入れると都市の環境悪化につながります。また店舗もよくある「飲み屋」だけではなく様々な店舗が必要でしょう。様々な形態があることで客層も多様になり飲み屋街的な雰囲気を嫌がる方にも受け入れられやすくなりましょう。

福岡市などに見られるような規模は難しくとも、ちょっとした規模でも効果はあるもの。もしくは欧米によくあるフードコート形態でも良いでしょう。屋台やフードコートは様々な客層に様々な商品提供が可能な施設。毛嫌いせず導入を考えてみてはいかがでしょうか。

 


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