| 表紙写真館 | No.33 | ショッピング・レインボー循環バス | 香川県高松市 |
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| 高松市の郊外には多くの郊外店舗があります。特に「ゆめタウン高松」と「天満屋ハッピータウン」は店舗規模も大きく、また店舗構成からしても多くの集客が期待できる施設です。
このような郊外店舗の増加は市内の求心力を低下し、結果として都心部の空洞化につながります。特に、こういった郊外店舗は自動車利用が前提になることもあり交通政策上決して好ましいとは言えません。 そんな郊外店舗への流動と中心市街地アクセスを両立させたショッピングアクセスバスが「レインボー循環バス」です。 このバスは2002年秋から半年間、「バス利用促進等総合対策事業」(国土交通省四国運輸局、高松市共同事業)として社会実証実験として運行がスタート。この社会実証実験ではこのレインボー循環バスのほかに中心市街地アクセスに特化した「ショッピングバス」、市民病院アクセスを目的にした「市民病院ループバス」のあわせて3路線が運行されました。最も良好であったループバスは本格実施となり、その他の2路線は良好な利用状況とは言えませんでしたが、その後百貨店やスーパーの支援を受ける形で2003年秋まで運行が延長されました。 その後、運行打ち切りの可能性もありましたが、沿線利用者の強い要望と郊外に出店している「ゆめタウン高松」と郊外と中心市街地双方に出店している「高松天満屋」の支援もあって、ショッピングバスとレインボー循環バスを統合し、「ショッピング・レインボー循環バス」として実施運行に移行しました。結果として、郊外店舗の成熟化と中心市街地アクセスバスとの一体化により利便性が向上し、市内流動にプラスになっています。 特徴あるカラーリング(ピンクベースの「ゆめタウン」と「天満屋」のラッピングに「ことでん」のキャラクター「ことちゃん」のイラスト)、循環系統という解かりやすさ、そして30分均等間隔という使いやすさもあってか広く利用されているのが伺えます。実際に乗車をしてみると、市内相互や郊外店舗相互などの利用も見られ、ショッピングバスとの一体化で利用形態が多様になったと推測されます。 郊外店舗と中心市街地を結ぶことで相互の流動を演出できており、商業店舗の支援と利用者の要望による路線の存続など新たな公共交通の運行形態を見せているものといえます。 単に郊外店舗へのアクセスという枠を超え、都心部内アクセス機能も有する公共交通機関を確立しているといえましょう。 |
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参考: 国土交通省四国運輸局ホームページ (高松琴平電気鉄道を核とした公共交通活性化検討委員会) 高松市ホームページ |