表紙写真館

No.28

都市内の水上交通

 

 

チャオプラヤエクスプレスボート(バンコク)
スターフェリー(香港) 大阪市天保山渡船

低地や平野の広がる都市には数多くの川や運河があるものです。

わが国でも大阪、東京、福岡など古くから水上交通が都市交通として使われていた都市は多く、渋滞の影響を受けないという利点もありますが、観光目的以外ではほとんど衰退しており、福岡や北九州の海上渡船、大阪の河口部などに見られる渡船がわずかに残る都市交通としての水上交通といえましょう。

世界に目を向けると、ニューヨークのスタンステッドフェリー、香港・スターフェリー、バンコク・チャオプラヤエクスプレスボート、パース・スワンリバーフェリー、シドニー・水上タクシーなど水上交通は一般的に利用されています。

タイのチャオプラヤエクスプレスボートはバンコク市内の移動には格安でなおかつ定時性も高く快適で、多くの市民に利用されています。また香港のスターフェリーも地下鉄やバスが並行していますが割安な運賃と確実性から広く市民に利用されています。これらのフェリー桟橋の多くは鉄道駅やバスターミナルと隣接し、乗換えや乗継が容易です。

バンコクでは桟橋前の広場が「屋台街」となりバンコクの人々の胃袋を満たす空間となり、香港では桟橋前はバスターミナルでもあり海峡に広がる美しい夜景が見えるスポットであるため多くの人々が集う空間となっています。市民の生活に欠かせない交通施設としての地位を与えて証左といえましょう。

チャオプラヤエクスプレスボート桟橋前の市場

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