|
表紙写真館 |
No.23 |
トランジットモール |
オーストラリア ケアンズ市 |
![]() |
|
| ケアンズトランジットモールの入り口 |
トランジットモール内のバスターミナル |
![]() |
![]() |
| トランジットモールにつながるモール | モールに隣接する一般車乗降ゾーン |
「トランジットモール」というと、ヨーロッパやアメリカのLRTが走る街角や旧市街の狭い路地にLRTやバスと歩行者の共存を図った「通路」「道路」というイメージが強く、わが国ではその実施に対する高いハードルや壁を感じます。ところが、東南アジアやオセアニアなどではもっと気軽に導入されているものです。その一例をご紹介しましょう。
日本人観光客にもおなじみのオーストラリア・ケアンズで採用されているトランジットモールです。
ケアンズ市中心部を東西に走るShields St.(シールズ通り)と、南北に走るLake St.(レーク通り)の交差点「シティプレイス」を囲む中心部4ブロックが「ぺデストリアンプレシンクト」=歩行者専用街区となっています。この街区内、完全に自動車を排除しているわけではなく、Shields St.、Lake St.は街区内部まで車両の進入が可能で、このエリアではタクシーや一般車の乗降スペースや短時間駐車スペースとして活用されています。そしてそのうちの南側の一角がバスターミナルとなっており、そのバスターミナル区域がトランジットモールとなっています。
交差点部をモールとし、その一角をトランジットモールとして公共交通のターミナルとして活用する。その一方で交差点の周囲に一般車の流入を許容して乗降アクセス性を担保する。トランジットモール及びモールの課題を上手く克服しつつ、歩行者空間をしっかり確保している好例といえます。